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2016のわたくしごと


珍客あり

 昨年春にMacBookを新しいのに替えてからというもの、ずっと更新が滞っておりました。繰り返し訪問してくださった方には申し訳ないことです。
 このサイトはGoLiveCSというオーサリングソフトで作っているのですが、そもそもPowerPCで動作するソフトです。インテルMacでは数世代前のOS X 10.5.8 までは備わっていたロゼッタというエミュレーションエンジンのおかげで一応動かせた。でも今の新しいMacでは動かせず、GoLiveそのものもディスコンで最新版など存在せず、どうしたものかと思案するも、よい方針は見出せず。結局、今回久々に更新しようと思って、よっこいしょ、とばかりに古いMacを持ち出して来てモタモタと作業するという状況なのでした。今どきはブログが主流になってしまって、素人向けのWebオーサリングソフトは選択肢があまりないんですよね。

 さて、先日出勤してクルマを降りたとき、ルーフに何か見慣れない虫が居るのに気づきました。さっき近くのコンビニで食べるものを買ったときにはいなかったので、そこから職場に着くまでの間にとまったらしい。
 甲虫?変わった色、見ようによっては奇麗、かも。しかし格好からするとカメムシっぽい。寒さのせいか動きはごく緩慢。気になったので鞄に入っていた不要の封筒につかまらせて部屋に持ち込みました。職場の備品のカメラで撮影していると、同僚男性(文系)が「信じれん(笑)」。ヘンですか、そうですか。

 Webで調べてみたのですが、なかなか正体が判りませんでした。「カメムシ 種類」でググったくらいでは解決せず。しばし探し続け、ようやくどうやらキンカメムシの仲間でアカギカメムシという種類であるらしいことを突き止めました。ここ北陸で見たことなくて当たり前、なんと沖縄や奄美とかにいる虫だそう。
 「本場」では群れが木に塊になってぶら下がっていることもあるそうで、それだとなかなかに気持ち悪そうですが、こうして1匹だけ眺めているとなにか神秘的な美しさを感じます。神々はきっと生き物デザインコンクールでそれぞれの発想を競っていたのであろうなあ、とかぼんやり考えてしまう…
 とはいえカメムシはカメムシなので、いつ例の悪臭を放たないとも限らないし、そろそろ同僚女子(体育会系)も出勤して来そうだし、ということで早々に庭に逃がしてやりました。もう寒くなるし、冬は越せないだろうな、とは思いつつ。


 ときに、当サイトに相応しい話題としましては、無沙汰をしていた20ヶ月あまりの間にあったことはあまりなく、プレーヤー周りの様子だけが少し変わっています。

 プラッター上には、オーディオテクニカのポリカーボネート製のものに替えて高透過ガラスのターンテーブルシート。そして最近発売された「純まっすぐアーム」。どっちもFIDELIXですね。
 ガラスシートの下にはパラフィン紙を円形に切って敷いています。さすが高透過というべきか、そのままだと特に仕上げをしてないプラッターの切削表面が丸見えで、音楽を聴くキカイとしてはもうちょっと見た目もなんとかしたい、というわけで。

 実は先にクリスタルガラスのスタビライザーも入手しており、明るく伸びやかな音は大いに気に入ったのですが、何か特徴的なニュアンスがどの音源にも付いてくる感じがありました。もしかしてポリカーボの癖が出ている?と思ってシートもガラスにしてみたところ、はたしてビンゴ。やはり相性はあります。
 アームは結構高価なので悩んだのですが、まあ時間は無限ではないのだから、と結局これも先日思い切って入手。音は期待どおり^^で、そのうち関連した内容で記事にできればな、と思っているところです。


2016.11


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