昨年は結局一度もこの近況のページを書かずじまいでした。書くようなことが全然なかったというわけでもなかったのですが、ホームページを編集するためのソフトGoLiveを動かすのに必要な古いMacBookを持ち出すのが面倒で、手をつけようという気持ちがなかなか起きなかった、というのが主な理由です。
しかし、GoLiveを使い続けることにもそろそろ限界を感じていたところでもあります。しばらく前からweb界隈の事情をちょっと調べていて、GoLiveが吐き出すhtmlのコードは今となってはもう時代遅れであり、今どきのhtmlコードにはGoLiveには読み解けないものがままある、ということが分かっていました。
さすがにこれではいかんよなあ、やっぱりここらで新しい編集環境が必要だわなあ、ということで、現用のMacBookProにwebページを編集できる環境を整えることにしました。
ということで、例によってなるべくお金をかけないで実現する方向で、当初GoLiveのようにWYSIWYG型の編集が可能なBlueGriffonというフリーソフトでやってみようとしたのですが、あまり快適とはいえなかったので、もうWYSIWYGに固執するのはやめ、少しばかりタグを勉強して簡単なコードなら扱えるくらいに自分自身をチューンアップすることにしました。
コードを書くなら、Bracketsという強力なエディタがあることを知りました。自分好みの拡張機能を組み込んで、さらに使い勝手を向上させることができます。これはフリーソフトですが、なんとAdobe製でした。GoLiveの後を引き継ぐにはふさわしい。アップロードには古くからあるCyberduckを使うことにして、今までGoLiveだけでこなしていたことを、今後はこれらの道具を使って、常用のMacBookProでやっていこうとしています。これで更新の頻度は増す…かな?
ということで、今年からはページの作り方を変えていますが、これを機会にデザインやレイアウト方法も部分的に変えていこうと思っています。なにしろ、私が当サイトを開設した当時使っていたPCがクラムシェルのiBook SEで、ディスプレイの解像度は800×600ピクセルしかなく、作るページもその解像度で余裕を持って扱える幅にしていました。また、かつて普通に行われていたtableを使ってのレイアウト、frameを使ったデザインなどは今時流行らないようですから、こうした部分は変えていくつもりです。frame, fontといったタグはもうHTML5から落とされてしまったのだそうで。
従来からあるページについては、今後もいじりそうなところを中心に一部だけ直そうと思っています。このつれづれのコーナーはframeで構成されていたので、まずは手をつけてみたのですが、過去のページを一度に全部やるのはしんどいので、気が向いたときに少しずつ新様式に変えていく予定でいます。
2018.02