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2014のわたくしごと


年の瀬に

 明日は大晦日。この一年、おそらくはリンゴ病と思われる妙な病にかかったりもしたけれど、他は大過なく過ごすことができたことに感謝。

 もうそろそろじゃないかな(昨日連絡があったので)…と思いつつ、録画してあった「世界ネコ歩き」なぞ観てゴロゴロしていた午後2時過ぎ、玄関に宅急便あり。

 来たぜ…

 

 開梱!(鼻息)


この写真だけ一応字が読めるサイズとしております。
これで分かる人には分かりますよね(^^;。


 ご本尊は更にもうひとつの箱の中です。

 もういっちょ開梱…

 (^^)


 これのおかげでよい正月が迎えられそうですな。

 みなさんも、よいお年を。


2014.12


画期的発明

 お気に入りのソニーのシェル一体型カートリッジでレコードを再生中です。特に今までと変わったところのない光景なのですが、その音は劇的に向上しているのでした。深く明確になった低音、微弱音までくっきり再現されることによるニュアンスたっぷりの繊細な描写。これをもたらしたのは…

これ。


 詳しいことは、こちらに。
 http://www.fidelix.jp/others/micthaku%20shell.html
 http://blogs.yahoo.co.jp/milonhit/26740701.html

 発表されてすぐ、これは絶対効くはずだ、と思って加工をお願いした訳ですが、はたして大正解、期待を裏切らない効果です。こういうことを思いつく中川さん、ブラボー!

 この加工によって、コネクタ部は全周にわたって隙間なくアームパイプに密着するようになりました。これは結合部斜め下からの写真。

 ま、見てもよく判らないですね(^^;。でも聴けばわかる♪


 ところで、私の使っているスタックスのアームはパイプが交換式なので、実はアームパイプの根元にもコネクタがあるのでした。パイプ交換式は、接点が増える以外に、コネクタのガタも大きな弱点になり得ます。

 こっちにぐらつきがあったのでは、せっかくのカートリッジ側の密着加工もあまり効果を発揮できない訳ですが、幸い上下2ピンがまずまずうまく機能しているようで、触った感じではちゃんとしっかり固定されてる感じです。
 こちらにも中川式密着加工を施したらよいのに、と思うところですが、カートリッジ側の4ピンのコネクタとは違って真ん中にもう1本の電極ピンが通っているため、残念ながら上下を貫通する穴があけられないんですな。


 この中川式密着コネクタ加工のカートリッジを聴くすぐ前まで、1ヶ月ほどCP-Xで聴いていました。

 私の宝物であるこのコンデンサー型カートリッジも、剛性に関してやはり弱点を持っているということを、今回の密着加工による音を聴いてあらためて感じさせられてしまいました。
 もともとCP-Xと専用アームパイプの結合はソケット式の簡単なものですが、アーム基部側コネクタが普通のシェルと同様の上側1ピンだけであることの影響も大きそうです。やはり5ピンなのでここに中川式加工はできないし、せめて自分で下側ロックピンを追加しようか、とも思うのですが、5番目の電極ピンのせいでロックピンの埋め込みをあまり深くできないので強度が不安…


2014.12


ラジオを買う

 ずいぶん長いこと更新しないままでした。気がつけばもう2014年も残すところ3ヶ月半になっているという…放置っぷり、常態化して久しいですねえ(汗。
 オーディオ的に大きな変化がないということもありますが、だんだん欲が薄れてきた感じです。トシのせいか…

 最近購入のオーディオ機器、といえるかもしれない?ものというと、これくらいです。

 チボリオーディオModel One、webではそこそこ有名(らしい)、ちょっと割高感のあるラジオ(笑。
 ラジオはあまり聴きませんが、これまで使っていたラジオがあまりにもショボかったので、もっとゆったり落ち着いた音でFMを聞き流したいという思いはありました。このラジオ、評判からするとそんな目的に合っていそうだったので、たまたまヤフオクで新品が安く出ていたのを見かけ購入してみた、という訳です。
 スピーカーは1個ですが、内部回路はステレオで、1系統だけですが外部入力端子もあり、CDプレーヤーや同じ筐体デザインのスピーカーユニットを追加してステレオシステムに発展できるようになっています。

 聴いてみると、なかなかいい感じです。ただし、ハイファイを期待して聴いたなら、ちょっとモヤがかかった音と感じるかも。山が少し低いほうに寄った感じのカマボコバランスで、そんなにくっきりした感じの音ではありませんが、人の喋る声がまろやかで、神経に障らず聴き易い。私にはちょうどよいラジオです。



バナナプラグを試す

 この数年私が使用しているスピーカーケーブルはモガミのNEGLEX2477です。端末が銅単線なのですが、酸化の影響もあるのでしょう、たまに接触が不安定になっていることがあります。そこで、アンプに接続する側だけですが、バナナプラグにしてみました。

 もともとバナナプラグはあまり使いたいとは思わなかったのですが、ちょっと興味を引くものを見つけたもので。Fundamental(ソウルノート)のSPケーブルに使われているHirschmannのプラグです。

 聞いたことのない銘柄です。オーディオで使われている例はあまりないようで、webで調べてみても情報は僅かでしたが、抜き挿しするときの感じはなかなかよろしいようなことが書かれているのが目に留まりました。それでこのプラグに興味が湧いたのですが、もっと興味をかき立てたのが、Fundamentalの製品を扱っているあるショップのページにあったこのプラグに関する記述、曰く「このバナナプラグはバネ性がない(凹まない)ので」云々…

 ん?…バネ性がなかったらプラグとして使えないのでは???

 と、ものすごく疑問に思えて、実物を確認したくなったんですな。というわけで、値段もたったの158円だったので、さっそく取り寄せてみました。

 単価こそ158円ですが、実は1本ずつでは売ってもらえません。


 で、手に取ってみた実物。電極の銀色は、オーディオ用ではないのでロジウムメッキなどであるはずもなく、やはりただのニッケルメッキです。これはハンダ付け仕様ですが、線材をネジ留めするタイプもあります。Fundamentalのはネジ留めタイプかもしれません。


 さて、クローズアップ。気になっていた電極の構造ですが、バネ性がない、って…

 やっぱりウソじゃん(^^;。
 普通のバナナプラグのバナナの鞘(皮)にあたる板バネの代わりに、このプラグでは心棒の軸の周りに6本の棒状のバネが生えています。根元のほうが固定されていて、先端の帽子で覆われている先のほうはオープンで、ちゃんとバネになってますよ(Y田苑の人、ちゃんと観てないな…)。

 ジャックに挿したとき、線接触に近い状態がバネ電極6本ぶん揃うので、けっこうしっかりした感じです。これなら接触も安定していそう。たまに磨くにも手軽にできそうです。

 これなら安心して使えそう、というわけで、さっそく2477のアンプ側に取付けました。付属の樹脂製スリーブは鳴くこともなく害はなさそうでしたが、Fundamentalのやり方を真似て熱収縮チューブでハンダ部を覆っただけにしました。このほうが嵩張らなくてスマートですね。

 接触はバッチリでした。ニッケルの気になる音、というのも特に感じられず、結果良好です♪

2014.9


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