水波霊魂学

たましいの帰り道
霊魂の館
水波霊魂学早わかり

第十六章

          
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霊的身体が一つという説だけは問題外ですか?

水波霊魂学の立場からすれば、未熟な霊魂からの通信、偽物による説、肉体の脳によって創作された説のいずれかの可能性が考えられます。

「一つしかわからない」という事はありませんか?

それは、あります。  

実は、『霊体』という身体は、幽体とは別の次元の身体ですので、簡単には見えませんし、わからないのです。

少し説明してください。

肉体の目には物質しか見えません。幽体は見えないのです。

それは、幽体の目も同じです。霊体は見えないのです。

霊体は、霊体の目でしか見えないのです。

つまり、幽体を幽体の目で見ている霊能力者の方には、霊体は見えないのです。

同じように、幽体で生きている霊魂には、幽体しか見えず、霊体は見えないのです。

ですから、幽体の目で物を見る霊魂が人間に通信を送ってきた場合は、「霊的身体は幽体しかない」と言っても、不思議はないのです。

では、「キリストやブッダのような偉大な霊魂からの通信だ」と主張する霊魂通信が、「霊的身体は一つだ」と言った場合は、嘘だということになりますね?

少なくとも、信憑性がある通信とは言えません。

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