水波霊魂学

たましいの帰り道

霊魂の館
水波霊魂学早わかり

みずば霊魂学 早わかり

第二十一章

          
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宗教や神秘団体は社会正義に従うべきなのですか?

そこが難しいところです。

社会の中、法治国家の中で生きるのですから、どの宗教でも法や社会常識に従った方が住みよい社会になります。

ですが、宗教というものは、神や仏といった、人間にとって絶対的存在からの教えを基にしています。ですから、法律が禁じても譲れないという事も出てくるのです。

たとえば、妊娠中絶です。法律がそれを認めても、神がそれを認めていなければ、それは絶対に行なってはならないのです。法律は人間が決めた事であり、神が決めた事に対して優先してはならないのです。

つまり、宗教は本質的に反社会的な要素を持っているのです。ですから、宗教が国の法律を作らない限り、宗教は社会的な組織にはなりにくいのです。

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