水波霊魂学

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水波霊魂学早わかり

みずば霊魂学 早わかり

第二十章

          
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『ム−』についてはチャーチワード氏の説と霊魂学では考えが異なる事が分かりましたが*、『アトランティス』については、どうですか?

アトランティスも同じです。

プラトンというギリシャの哲学者が発表したことです。プラトンという人はどんなに立派な哲学者であっても、霊的な達人ではありません。

どんなに頭の良い人でも、何千年も前の事を正確に知っているはずがありません。

したがいまして、昔々、海の彼方にアトランティスという陸があった、という事は正しくても、それ以上の正確さを求めるべきではありません。

 
*『ム−』については 早わかり第一章 16 を参照)

では、ほとんど間違いなのですか?

どのくらい正確さがあるのかわかりませんが、そのまま信じることができないのは確かだと思います。

たとえば、昔、アメリカ大陸に西洋人が船で渡りました。現地の人達はさぞかし驚いた事でしょう。

大きな船など見た事もない人達が、海の彼方からやって来た文明の進んだ人達を見て勝手に想像したようなものです。スペインやポルトガルの位置など見当もつかないのですから。

ですから、仮にプラトンが生まれるずっと前の事であれば、どこか分からない所から文明人が船に乗って来た、といったような事ではないかと思われます。

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