ターンテーブル用DCモーターの動作をシミュレーションしてみる


 モーターが金田式の制御によって、正弦波に近い波形の信号で定電圧ドライブされて回る様子が目に見えたら愉快だろうな〜、と思っていました。アニメーションで表現できそうですが、それだけのためにわざわざアニメーション作製ソフトを買うほどの酔狂さにまでは至っていませんでしたから、長らく思っていただけだったのですが、GIFアニメーションなら専用のソフトをわざわざ調達するまでもなく、自分のパソコンに入っているものだけで作製可能なことに気がつき、さっそく試行錯誤してみた結果がこれです(^^;。



 CADで作図した画面そのままのスクリーンショットを集めて作ったものなので、余計なものも写ってます。画質もいまひとつですね。

 ターンテーブルの金田式制御は、ヤマハGT-2000を唯一の例外として、すべてテクニクスのモーターを対象にしていますが、いちばん絵にし易そうなSL-1100のモーターを想定して、20極15スロット、位置信号の誘導ローターは歯車状、としました。
 3相の動きを判り易くするため(と、省力化のため)に、磁極は3つだけ表現しています。もちろん残りの3個×4も同じ動作をします。磁気の極性は赤・青で表現しました(小学校の理科、ですね)。赤と青は引き合い、同色どうしは反発することをイメージしながら眺めていただければよろしいかと。たぶんこれで辻褄は合っていると思いますが、もし何か誤りを発見されましたらお知らせください。

 本当は[位置信号ローターの回転→検出コイルへの高周波誘導→磁極の極性変化]といった様子も表現できたらよかったのですが、今回は根気が続きませんでした(^^;。