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たしかに、霊魂にお金は不要です。
ですが、霊魂がこの世で活動するためには霊的な能力を持つ人が必要になります。その人の霊能力のスタイルが仮に神社神道式であれば、祭壇の一つも必要になります。仏式であれば、仏像が要るかもしれません。治療院のような看板を上げている方であれば、相談室と待合室は必ず必要になります。そうでなくとも、貴重な時間を割くためには、それに見合った生活費が必要になります。
つまり、霊魂や神様にはお金が必要なくても、その方々がお使いになる道具ともいえる霊的能力者のためにはお金が必要なのです。貨幣社会に生きる限り、神様であっても、仏様であっても、お金は必要だということです。
お金はあまり持っていない方であっても、感謝の気持ちを表そうとする方には、人間である霊能力者も力が入ります。ですが、お金を持っていても、その善し悪しを語られる方のために、一生懸命になれる人は少ないのです。
人も、霊魂も、感情を持っています。気持ちがすれ違いますと、霊能力も正しく発揮できないのだと思われます。
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