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では、間違った霊魂知識を持った人が増えると、どのような問題が起きますか?
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まずは、その人達に起きる問題を指摘してみましょう。
たとえば、霊的障害(霊障)は誰にでも起きえます。
ところが、心の波長が高いと霊的障害にはならない、と考えていらっしゃる方々がいらっしゃいます。そうした方々の場合は、本格的な霊的障害に至る場合があります。
病気になっても病院に行けば簡単に治るのに、自分は病気にはならない、と思っているようなものですので、軽い霊障をそのままにしていて重症になってしまう恐れがあります。
更に、自分は高級な知識を学んでいて善い事をしているので高級だ、と錯覚している方々がいらっしゃいます。こうした方々には高級な霊魂は手を差し伸べません。高級な霊魂は高慢を一番嫌うからです。
また、間違った霊魂知識を持っている人達はそれが正しいと思っていらっしゃいますので、大勢の人達にその考えを宣伝なさっています。その結果、ご自身はそれほど大きな問題を抱えなくても、その人の影響で霊的に退歩してしまう方が大勢出てしまうのです。
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退歩するんですか? |
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そうです。たとえば、祈りです。
ご本人達は高級霊魂に祈っているつもりでも、実際にはその祈りは届いていません。なぜならば、その人達は幽体の力が弱く、高級ではないからです。仮に、肉体の脳を使う方の心が立派であったとしても、高級霊魂は霊的身体で生きていらっしゃるため、人間の側の幽体の脳の力が強く高級でなければ、その祈りは高級霊魂には届かないのです。
つまり、そうした方々の祈りが届く先は、この世をうろつく高級とは言えない霊魂達なのです。それが必然の法則なのです。
その結果、悪い、あるいは未熟な、あるいは普通の霊魂の影響を受けることになりますので、人々は霊的にはむしろ退歩してしまう可能性が大きいのです。
間違った知識を広めている人達により大勢の人達が霊的に退歩させられてしまう恐れがあるのです。
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祈りが届かないのは、一般の宗教でも同じではありませんか。 |
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少し事情が違います。
宗教組織の場合は、たいていの場合、霊魂の集団が関与しています。宗教や霊的団体に入っている人の場合は、その霊魂集団の影響を受けるのです。
仮にその霊魂集団が高級である場合は、その人達の念は高級霊魂には届かなくとも、諸集団に仕えているような霊魂には届く可能性があるのです。
宗教団体、霊的団体の場合は、どんな霊魂集団が関わっているのか、それが最大の問題なのです。
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結局、組織に所属するのが嫌な人達の場合は、霊魂知識が間違っていると、霊的に退歩してしまうということなのですね? |
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そのとおりです。
そればかりでなく、実際的な霊的問題が起きています。
間違った霊魂知識が広まるということは、その分、霊的障害が増え、不幸な人々が増え、かつ、霊的に低い霊魂がこの世に増える可能性があるということです。
そのような悪環境の中では高級な霊魂は活動しにくくなり、霊的な環境はとどまるところなく悪くなり続けます。霊的な環境が悪くなればなるほど、一般の人々は皆、霊的な事を信じている、いない関わらず、霊的に悪い影響を受けるようになって行くのです。
そのような事になりますと、この世には悪い霊魂であふれてしまう事になります。そんな事にならないようにしなければなりません。
結局、前提になる知識が間違っていますと、行為が仮に正しくても、長い目で見れば、必ず悪い結果に至ってしまうのです。
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間違った霊的知識を信じる人達の祈りは、彼らの守護霊には通じないのですか? |
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残念ながら、通じません。
人類全体を騙すような人の背後には、それはそれは怖ろしい霊魂集団が付いています。
その後、そうした人の影響を受けて、いろいろな人が活動して行きますと、その分、霊魂の集団も大きくなって行くのです。
ですから、ご本人達は霊的真理だと信じて祈っていらっしゃっても、悪い霊魂集団の影響が入ってきてしまうのです。
とても悲しい事ですね。
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