人は肉の脳で考えていても魂を知ることはない。

しかし、魂があるとすれば、

それが自分自身の正体でもある。

そうなれば、肉でないところで自分は自分を知っているはず。

 よって、肉を越えた意識を知るべし。



 
解説          
 
 私たちは普段、肉体の頭で物事を考えています。

 ですが、仮に死後の世界があるとすれば、物質の脳がなくなっても意識活動をすることになります。ですから、死後の世界があれば、肉の脳を使わない意識が存在する可能性があります。自分達の普段使っている心とは別の、更に深い自分がどこかにいても不思議はないのです。

 そして、それは、肉体の脳にとらわれない心なのでしょう。

 そうした心を含めないと、本当の自分は分からないということになります。ですから、肉体の脳で考えているうちは、本当の自分を知ることはないのかも知れません。


 
 
010417

[ 戻る ]