解説
霊魂があるとすれば、死後の世界もあることになります。そして、私たちは地上ではせいぜい百年しか生きていません。
ところが、霊魂から聞いたところでは、人間が死ぬと、それから数えきれないような年月を生きることになるのだそうです。
ということは、私たちの物質の世界での生活はほんのわずかの期間ということになります。
その期間を過ごす地上の法則は私たちにとっては絶対です。
ですが、霊魂の世界の存在にとっては無関係のもののようです。霊魂たちは霊魂の世界の新しい法則の下で生きているのでしょう。
ですから、私たちの肉体の脳では、本当の意味での真実、つまり、人間の魂とは何か、というような本質的な事は、何一つ分からないということなのでした。
|
|