Q.

本当の意味での心を進歩させるためには、どうすべきでしょうか。
 

A. まず、地上を生きるためには、最低限の道徳を持たねばならない。

人を殺さない。こうした道徳は社会の安定のためにはどうしても必要である。

よって、そうした倫理道徳を踏まえた上で、自分自身の心を見つめる。まず、自分の欠点も長所も知らねば改善の道はない。

日常的に自分を見つめ、ある程度、自分がわかったら、今度は、自分を一歩一歩、理想に近付ける努力をするのみである。

Q. その過程で、何か注意すべき点はありますか。

A. 極端に自分を責めたり、逆に甘やかしたりしない事である。

人間はすぐには進歩しない。それは、肉の親からの遺伝をはじめとして、これまで生きてきた年月の積み重ねとしての性格を持っているからである。

何十年の人生の集積が一日で変わるわけがない。自分を攻め過ぎず、かつ甘やかし過ぎずに、自分なりの努力をすることである。





解説
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 実に、人はそれぞれに、背負っている荷物が違います。それぞれの人に合った努力こそが大切なのだと思いました。


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