夜 空    

 今日は、夏至である。この日は、太陽の天球上の位置が一番北になるので北半球では昼間がもっとも長くなる。これにより夜の長さが一番短くなる。
 日暮れは、太陽が地平線から7度21分40秒沈んだ時をいうので計算すると、この日富山では七時間五十分しか夜がないことになる。さらに今ごろは、梅雨の最中なので空は雲に覆われている。晴れないうえに夜も短いと、星見にはひと休みの時期といえようか。ただこれから夜も長くなると思うと何となくうれしくなる。
 太陽が沈んでからもしばらくは明るい。これを薄明・トワイライトという。
 この薄明を3つに大別して、太陽が地平線より6度沈むまでを常用薄明、同じ<12度までは航海薄明、18度までを天文薄明という。常用薄明は、電灯をつけなくても分かる明るさ。航海薄明は水平線が確認できる明るさ。そして天文薄明の終わりは6等星が見える時である。
 一方冬至の日は夜が一番長く十三時間十分にも及ぶ。もう午後6時には真っ暗なので星を見に行くにも少々慌ててしまう。ただ朝が遅いので一晩中起きて写真を撮っている時は、朝が一待ち遠しい。

自然との語らい

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