ハドソンPpsh41

ハドソンppsh41。奥は同社のステンマークU。いずれも発火性能抜群

 ハドソン製の金属長物モデル。平成18年末にリニューアルされたモデルである。
 平成18年冬にショップに発注。モデルのほうはすぐ入庫したが、財布のほうが追いつかず月賦購入となり先月ようやく入手したものである。
 
 ご存知のように実銃は第二次大戦中の旧ソビエト軍の歩兵用装備。ロシア戦線の記録映画や写真を見るとこの銃を持った兵士が必ず映っている。ドラムマガジンを装着したその特徴的な姿から「マンドリン」とか「バラライカ」とか呼ばれたらしい。
 
 さて、ハドソン製モデルだが、箱を開け取り出してみるが、やたらと重たく持ちにくい。
 それ以上に驚いたのは取扱説明書。なんとA4サイズのペーパ1枚きりである!それも片面はパーツ表であり、実質的な取説は、A1片面のみ。定価65,000円の高級モデルであるのに・・・。なんともはや、あきれた。

 まぁ、気を取り直していこう^^;。
 実際にこのモデルを手にしてみて、一番戸惑うのは左手の位置。
 ちょうど持ちやすいところにドラムマガジンが位置しているため、どうしてもマガジンの底を持つことになるのだが、丸いマガジンの底のというのはそんなに持ちやすいものではない。かといって、マガジン前方のバレルジャケットのあたりを持つには幅の広いマガジンが邪魔になる。では、マガジンとトリガーガードの間はというと、指先のほんの少し上を高速でコッキングノブが動いているかと思うと、これも居心地が悪い。なんともすっきりこない。後部がぱかりと開き、整備性は高い。あっさりとした内部。
 それにこのトリガーガードの愛想のない形はどうだろう。いくらなんでも酷すぎやしないだろうか。
 さらには、木製ストックの下側のぽってりと膨らんだラインはどうだろう。まるでストックが水を吸って、ふやけてしまったようなしまりのない形をしている。
 いずれも実銃がそうなっているのであり、ハドソンが悪いのではないがそれでも一言いいたくなる。


 このモデルの外見上の特徴であるドラムマガジン。実銃は71発入るそうだが、モデルガンでは42発(うち、発火可能は41発)装填できる。MGCのトンプソンのドラムマガジンは実銃用よりも優れものという評判を取ったそうだが、ハドソンのこのマガジンはどうなんだろう。ちょっと不安である。
ドラムマガジン。かなり重たい。マガジン内部。カートは外周に並び、中心部を回転させねじを巻く。
 仕様ずるカートリッジは7.62ミリ弾を模したCPタイプ。あのトカレフと共用であるが、そう聞いただけで先行き不安になるのは私だけではあるまい。

 手にするまでは、正直、高級モデルなので発火しようかどうか迷ったのだが、手にしたらそんな気もなくなった。
 昨年末のリニューアルでボルトを軽量化し、発火性能が上がったという。事実、ハドソンのオフィシャルサイトで発火ムービーを載せているくらいなので相当自信があるのだろう。ということで、今回はエキストラクターのスプリングを少し強めただけで、後はカートも含め全くストックの状態で発火に挑戦してみた。
 軽量化されたボルト。リコイルスプリングは弱い。
 手持ちのカートは13発。MGCのP220カートやマルシンのMP40カートなども流用できそうだったが、今回はハドソンに敬意を評してオリジナルを使用した。

 結果はムービーのとおり、ほぼ完璧に作動した。
 最初はセミからフル切り替え点射。次は一気に13連射であるが、セミ・フルはもちろん、マガジンも全くトラブルなく役割を果たした。たった13発だが作動は満点。
 新品カートを使えば41連射はさして難しくないと思うが、あと30発近くそろえるのは財布がとてもつらい。旧タイプのトカレフを所有される方々。そのモデルは発火しても動かないから、カートは持っていても無駄なので私にくださいな、なんちゃって^_^;。
 なお、唯一の難点はそのカートのリムの痛みが結構きついこと。エジェクターとの接点が1回でかなりへこむ。カート6発1,800円。細かいこというようだが、これは結構きつい。
発火性能は高い。
 ガスバイパスがないこと(初期にはあった)。高価なこと。かたちが変なこと(笑)。取説が唖然呆然愕然レベルであること。等々、難点はあるけれど、オープンボルトファイアリングのおかげもあり数少ない金属長物ブローバックモデルガンの中でも大変好調なモデル。
 お勧めの逸品である。


PPSH41ムービー

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