1パラマッタ(Parramatta) シドニーに次いで古い町

シドニー湾の一番奥にある町がパラマッタです。オーストラリアへやって来たフィリップ総督はシドニーで町作りを始めましたが、遠いイギリス本国から離れたオーストアリアで最初にしなければならなかったことは食料の調達でした。しかし、シドニーには、良い土がなかったので農業には適しませんでした。そこで農業の行える土地を探してシドニー湾を逆上ってパラマッタにたどり着きました。そこには農業に適した土があったのでここで農業が行われました。1788年11月2日(つまりシドニーに上陸した年の11月です)に政府の農園が作られました。そのため、現在でもパラマッタには古い施設が数多く残っています。

 

お薦めコース
パラマッタへは、サーキュラ・キーからリバー・キャットという船に乗って行きましょう。1日にあまり本数がありませんので時間を確認しましょう。パラマッタまで約30分リバー・クルーズを楽しむことができます。パラマッタに近づくに従って次第に川幅は狭まり、狭い川の中を航行します。終点のパラマッタの埠頭で下車するとパラマッタ・エクスプローラーが待っています。これに乗ればパラマッタの観光地を順番に回ることができます。これもあまり本数がないので、1つ1つの施設をゆっくりと回れないのがたまに傷です。帰りは、パラマッタの駅で降ろしてもらいましょう。駅のそばにも色々と古い建物も残っていますので見学するのも良いでしょう。そして、駅から直通でシドニー中心部へ帰ることができます。1日コースでゆっくり回りましょう。
 また、列車で訪れ、ゆっくりと回るのも良いでしょう。

    パラマッタの埠頭に着いたリバーキャット

旧ガーバメント・ハウス(Old Goverment House)
 
パラマッタ駅北口を出ると商店街が広がっているその商店街のジョージ通りを西の方へ向かうと突き当たりにあるのがガーバメント・ハウスです。駅前から北に向かって3本目の通りがジョージ通りです。1790年から総督の邸宅として使われました。1845年にシドニーに新しい総督の邸宅が作られ役目を終えました。ガーバメント・ハウスの周囲は、パラマッタ公園となっていて、市民の憩いの場です。


ガーバーメント・ハウス・インフォメーション
(national trust of Australia)


ジョージ通りとチャーチ通り(George St.,Church St.)
 ジョージ通りと交差するチャーチ通りには、パラマッタでも最も古い時代1870年代の建物が残っています。チャーチ通りには、グリフィース女学校The Griffith Girl's School(1865年)、チャールス・リズベイズ茶とコーヒーの店Charles Risbey's tea and coffee shop(1844年)、ジョージ博士の邸宅The residence of Dr George(1830年)ウォルター・ブラウン博士の邸宅Dr Walter Brown of Brislington(1870年)などがあります。一方チャーチ通りには、Charles Tuke薬局(1860年代)、The Cumberland Mercury事務所(1868年)などがあります。歩いて回れる範囲にありますので、地図で確認しながら見学するのも良いでしょう。駅から近い場所にあるタウン・ホールも古い建物です。タウン・ホールの前は公園になっており、市民の憩いの場になっています。

     パラマッタ・タウン・ホール

エリザベス・ファーム(Elizabeth Farm)
 ガーバメント・ハウスと並んでパラマッタの代表的建物がこのエリザベス・ファームです。1793年ジョン・マッカーサーは、100エーカー(約40ha)の農地を開きました。現在では、その広大な農地は残っていませんが、ジョン・マッカーサーの妻の名前を付けたエリザベス・ファームの建物だけが当時を忍ばせます。エリザベス・ファームは、現在オーストラリアに残っている建物の中でも最も古い建物です。建物から開拓当初の雰囲気を味わいましょう。

エリザベス・ファーム・インフォメーション(Historic Houses Trust)
パラマッタインフォメーション(parramatta net)


建物の内部