シドニーでの暮らし

3交通事情
 シドニーはまさに自動車社会です。生活する上で自動車がないととても不便です。特に郊外へ行くと本当に不便です。公共交通機関として挙げられるのは、鉄道、バス、フェリーです。鉄道は中心部から放射線状に郊外に向かって延びていますが十分とはいえません。


シドニーの電車は、このように2階建てです。重そうに
走っています。

電車 私の住んでいたフォレスト・ビルから鉄道を使って市内へ行こうとすると、バスでチャッツウッドという駅までバスで15分かかります。そしてチャッツウッド駅でノースショア線に乗り換えます。ハーバー・ブリッジを電車で渡り、市の中心部のウィンヤード駅やタウンホール駅まで約15分です。電車はすべて2階建てです。ノースショア線は駅の間隔も短く、車両も重そうでスピードもあまり出ません。ニュー・サウス・ウェールズ州を走っている電車はすべて州立鉄道ですが、シドニー都市圏の電車は特にシティ・レールと呼ばれています。シドニー中心部では、地下を走っています。環状になってセントラル駅からセントラル駅へ戻る路線とタウンホールから分かれてボンダイ・ジャンクション向かう路線、そしてハーバー・ブリッジを渡って私の住んでいる方へ向かうノースショア線などに分かれます。市内では、唯一サーキュウラ・キーで地上を走っています。私は、土日に市内へ行くときに時々この電車を利用しました。
バス バスは、電車に比べて利用するのは大変です。日本のバスのように親切ではありません。慣れた人でないと利用が難しいです。都市圏の大部分は白と青でデザインされた州立のバスが網羅しています。ウィンヤードやサーキュラ・キー、タウンホールがターミナルになっています。前方部から乗り、下車するバス停を言って料金を支払います。現金よりもプレペイド・カード式のカードメトロ・テンを利用した方が遙かにやすくなります。通勤にバスを使っている人もこのカードを使っているようです。メトロ・テンの人は、乗車口近くにあるカードをチェックする機械にカードを入れてokです。現金の人はお金を払って、チケットをもらいます。下車するときは、自分の下車する前のバス停が過ぎたら押しボタンを押して下車を知らせれば止まってくれます。ただし放送による案内もなければ、バス停名が無いものも多く利用しやすいことはありません。電車があまり発達しておらず、メルボルンのように路面電車も殆どないのでバスが重要な公共交通機関になります。電車のないところでは、電車の役目もしなければならず、2両連結のベンディ・バスが活躍しています。私の住んでいた地域には、州立バストは違うローカルなフォーレスト・コーチという小さなバス会社が活躍してました。市内へ行くとき近くのバス停からチャッツウッド駅までよく愛用しました。なぜか知りませんが、このバスは州立バスより料金は安かったです。バスの中にタイムテーブルが置いてあるのでそれをもらえば次回からこのタイムテーブルを見ながらバスを利用することができます。そして、朝と夕方に私の住んでいる地域から直通で市内のタウンホールまで行く便があります。市内で飲み会などがあるとき時々利用しました。とても早くしかも安く行けるので良かったのですが、あまり便がないのと最終便が早い(夕方の便は市内からの帰りの通勤客の利用のためのもの)でもう少し遅くまであるといいと思っていました。
 日本では、ラッシュによる渋滞で遅れることはありますが、だいたい信用できる交通機関ですが、シドニーではあまり信用できません。日本ではタイム・テーブルより早来ることはありませんが、そのようなこともあります。それだけで驚いてはいけません。何と来ないこともあります。私も何回もだまされました。バス会社がそれぞれの路線の運行状況を把握して管理していないようで、バス運転手個人個人が任されたバスを運転しているようで時々さぼる運転手もいるようです。(州立バスの状況はよく知りませんが、フォレスト・コーチでは時々ありました。)

フェリー シドニー市内中心部は海から6qほど内陸には行った場所にありますが、湾が入り込んでいるのでフェリーも発達しています。そのフェリーのターミナルになるのがシドニーの海の玄関口サーキュラ・キーです。ここから入り込んだシドニー湾の各地を結んでいます。前述のようにサーキュラ・キーはシティ・レールの駅やバスターミナルもあるので朝夕はフェリーを利用する通勤客で賑わいます。タロンガ動物園などへ行くときもこのフェリーを利用すると便利です。私はマンリーからよく利用しました。自宅からマンリーまで自動車で行き、マンリーからフェリーに乗りサーキュラ・キーへ行きました。マンリーからサーキュラ・キーまで約30分シドニー湾のハーバー・クルーズを楽しむことができます。
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サーキュラ・キーとマンリーを結んでいる高速船(ジェット・キャット)