2カブラマッタ(Cabramatta)シドニーの中の東南アジア

 カブラマッタはシドニー市内から約30q南西に行ったところにあります。ここには、様々な人々が集まっています。シドニーの中でも最も英語以外を第1言語としている人の割合が非常に高い町です。これは、町の中に移民定住センターがあるなどの要因によります。例えば、中国語を第1言語としている人が22%、同じくベトナム語が15%となっていてこの2つの言語で全体の3分の1以上を占めています。カブラマッタ駅前には商店街が広がっていますが、まさに多文化のオーストラリアを象徴するように中国語、ベトナム語、ハングル文字が氾濫しています。店で英語で尋ねてもなかなか通じません。
カブラマッタの情報(Visit New South Wales)

カブラマッタ訪問記

商店街にはこのように色々な文字が氾濫しています。 カブラマッタ駅前商店街の中にある中華街の門
中心部から離れた場所にあるロシア正教会 駅の東側にあるマケドニア正教会

 日曜日になるとキリスト教の各教会には、熱心な信者は集まってきます。歩いて回れる範囲に、マケドニア正教会、ロシア正教会、ポーランドの教会など様々な宗派の教会が集まっています。
 このようにシドニーの中でも多種多様な人々が集まっているカブラマッタは、とても面白いところですが、1994年には地元選出の州議会議員が自宅前で暗殺されました。カブラマッタはアジア系犯罪組織の温床となっています。その撲滅運動の中心的人物だったのがこの州議会議員でした。更にベトナム系暴力組織のメンバーが暗殺されるなどの事件が起こっています。日中は、危険なことはないかもしれませんが、複数で訪れた方がよいかもしれません。