ハンターバレー 1 オーストラリアを代表する石炭の産地

 シドニーから北へ約150q行ったところにハンター川が流れています。このハンター川流域をハンター・バレーと呼びます。バレーとは言っても東西100q南北50qの大平野です。このハンター・バレーは、オーストラリアを代表するワインの産地であり、世界有数の石炭の産地でもあります。ワイン生産地はハンター・バレー全域に広がっていますが中心は下流部にあるポコロビンです。ブドウ畑が広がり、数多くのワイナリーがあります。それぞれのワイナリーを訪れると無料で試飲することができます。順番に試飲しているだけで酔っぱらってしまいます。
ワンボ炭田(シングルトンにある日系の炭田)
 
ハンター・バレーには、炭田が数多く分布しています。その中の1つがシングルトン郊外にあるワンボ炭田です。ここはハンター・バレーで数少ない日系企業の炭田です。ワンボとはアボリジニの言葉で『遠景』という意味です。2億5千万年前できた石炭層です。ここでは最も安く採炭できるオープン・カット方式によって採掘されています。主に鉄道で河口の町ニュー・カスルへ運ばれる。ニュー・カスルには、石炭の積み出し専用の埠頭があります。ここから積み出された石炭は主に日本へ運ばれ、製鉄や発電の原料として使われます。
 写真は日系企業の炭田で採掘している様子です。このような大型機械を使って露天掘りを行っています。


地下でも掘っていますが、ここではこのように露天
掘りで行われています。黒く見えるのが石炭層です。
このような大型機械で掘削されます。

掘削された石炭は大型トラックで運ばれます。