ニュー・サウス・ウェールズ州NSW

NSWのページ 東海岸北部編 内陸部北部編 内陸部中央部編
内陸部南部編 内陸部西部編 内陸部最西部編


NSW東海岸 セントラル・コースト、ハンター・バレー編

1ハンター・バレー 2PWCS 3スチーブンス湾
4ズイ・エントランス 5ゴスフォード 6ワイオング

1ハンター・バレー(Hunter Valley)  ワインと石炭の産地

 シドニーから北へ約150q行ったところにハンター川が流れています。このハンター川流域をハンター・バレーと呼びます。バレーとは言っても東西100q南北50qの大平野です。このハンター・バレーは、オーストラリアを代表するワインの産地であり、世界有数の石炭の産地でもあります。ワイン生産地はハンター・バレー全域に広がっていますが中心は下流部にあるポコロビンです。ブドウ畑が広がり、数多くのワイナリーがあります。それぞれのワイナリーを訪れると無料で試飲することができます。順番に試飲しているだけで酔っぱらってしまいます。
ワンボ炭田(シングルトンにある日系の炭田)
 
ハンター・バレーには、炭田が数多く分布しています。その中の1つがシングルトン郊外にあるワンボ炭田です。ここはハンター・バレーで数少ない日系企業の炭田です。ワンボとはアボリジニの言葉で『遠景』という意味です。2億5千万年前できた石炭層です。ここでは最も安く採炭できるオープン・カット方式によって採掘されています。主に鉄道で河口の町ニュー・カスルへ運ばれる。ニュー・カスルには、石炭の積み出し専用の埠頭があります。ここから積み出された石炭は主に日本へ運ばれ、製鉄や発電の原料として使われます。
 写真は日系企業の炭田で採掘している様子です。このような大型機械を使って露天掘りを行っています。


地下でも掘っていますが、ここではこのように露天
掘りで行われています。黒く見えるのが石炭層です。
このような大型機械で掘削されます。

掘削された石炭は大型トラックで運ばれます。

最初に戻る。

 2PWCS(石炭を積み出す施設会社)
 ハンター・バレーで採掘された石炭は主に鉄道を使って河口の町ニュー・カッスルへ運ばれます。PWCSは運ばれてきた石炭を積み出すための施設を管理する会社です。船に積む7〜10日前に鉄道で運ばれてきます。鉄道で運ばれてきた石炭はいったん山積みにされます。再び石炭の山から石炭を取り出し、ベルトコンベアで船に積まれます。現在、日本で使用している約6割がオーストラリアからの輸入です。その何割かがこのPWCSから積み出され日本へ輸出されます。
 PWCSは1970年に最初のターミナルが完成しました。80年代には第2ターミナルも完成し、ここから世界へ輸出されます。港はハンター川の河口にありますが水深が15mあり、23万トンの船が入港可能です。


鉄道で運ばれてきた石炭はここで荷底を開け落とされます。

山積みにされていた石炭を再びこのような機械を使って採掘します。

ベルト・コンベアとこのような機械を使って船に積ま
れます。

船に積まれた石炭は主に日本へ輸出されます。

最初に戻る。

3ポート・スチーブンス(Port Stephens)  イルカウォッチングができる。

 シドニーから北へ国道1号線パシフィック・ハイウェイを約230q行ったところにポート・スチーブンスはあります。東京湾ほどの大きさのスチーブンス湾(ポート・スチーブンス)は、半分以上は、水深が浅いので大きな船は入れません。半分封鎖された半湖状になっていますが、シドニーのように都市化していないので湾内はとてもきれいです。ここでの目玉は、何といってもイルカ・ウォッチングツアーでしょう。スチーブンス湾の中心地ネルソン・ベイから色々なツアーが出ています。船はイルカ・ウォッチング専用になっており、船の横には、ネットが広げてあり、そのネットの上からイルカに触れられるようになっています。湾内には、約30頭の野生のイルカが生息していて、ほぼ100%の確率でイルカに合うことができます。水着を着てイルカに触りたいなら、季節は夏が最も良いでしょう。
このように船の周りに野生のイルカが寄ってきます。

船の横にネットが用意されており、イルカにより近づけます。

4ズィ・エントランス(The Entrance)  セントラル・コーストの景勝地
 ズィ・エントランスはセントラル・コースト(シドニーからニュー・カッスルの海岸)を代表する景勝地です。セントラル・コーストにはマックォーリ湖など複数の湖から成ります。その中の1つTuggeah湖の海へので口にあるのがズィ・エントランスです。名前の通り湖の入り口に当たります。ここでは毎日午後3時半頃にペリカンの餌付けが行われています。その時間になると野生のペリカンが餌を求めてどこからともなく集まってきます。

5ゴスフォード(Gosford)  セントラル・コーストの中心都市
 セントラル・コーストの最もシドニーよりにあるゴスフォードは、人口約16万人のセントラルコーストの中心都市で最大の都市です。シドニー中心部から北へ約80キロ行ったところにあります。ゴスフォードは1830年代にセントラル・コーストの中心として作られましたが、鉄道が延びるまでは小さな町でした。1887年シドニーと鉄道で結ばれ、セントラル・コーストの中心都市として発展していきました。今もゴスフォードの市街地は駅を中心に広がっています。町はブリスベン・ウォーターという入り江の北岸に立地しています。ブリスベン・ウォーターは湾になっているので、並も穏やかでマリンスポーツには最適の場所です。
 市内1番の観光地はオールド・シドニー・タウンです。オーストラリア版明治村みたいなものです。開拓当時の様子が再現されています。所々で当時の様子を再現したアトラクションも行われています。ゴスフォードは東京都江戸川区と姉妹都市関係にあり、市内には立派な日本庭園が造られています。


このように本格的な日本庭園があります。

オールド・シドニー・タウンのホーム・ページへ
最初に戻る。

6ワイオング(Wyong)  小型蒸気機関車に乗れる
 オイオングはゴスフォードから更に北へ20キロ行ったところにある町です。Tuggerah湖の西岸に位置しています。町自体はゴスフォードほど大きくありません。オイオングとはアボリジニ言葉で「水が流れている」と「ヤムイモの場所」の意味を持っています。Smoky Mountain and Grizzley Flats STeam Railroadとても長い名前ですが、オイオングの町の北にあるこの施設では、日曜日と祝日のみ小型の蒸気機関車に乗ることができます。 

最初に戻る。
ニュー・サウス・ウェールズ州へ戻る。