会話の章


 
       
 
 人の心は残酷である。

子供は平気で小さな動物を殺す。

また、大人も牛や豚を平気で食べている。

菜食主義者であっても同じである。

自分と異なる主義の人に対しては、平気でその心を傷つける。


 人は平然と他人を傷つけて生きている。


 人の心の中には残酷な部分が潜んでいる。

そして、この心理も他の心理と同様で、

抑圧するとまるで反動を起こすかのように爆発する。


 人は誰かを苛めていると安心していられる、

という部分も心に隠しているものである。

 自分が残酷ではないと思っているうちは、

魂を知ることはない。



 
解説          
 
 
人にはあえて知ろうとしない、あるいは語りたくないという部分があります。ですが、実際、私達人間は、ともすると、大勢で、一人を追い詰めたり、他人の弱点を指摘したりして喜ぶことがあります。

 そのような心理を自覚しないうちは、本当の意味で人間というものが分かることはないのかも知れません。


 
 
010823

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