| みんなも使いまっし 金沢ことば | ||||||||||||||||||||
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第6課 おもしーやろ? ほーやねー。【会 話】ひろこ:どうやったら兼六園行けるがやろ。 つよし:あこのバス停から「兼六園下」ってゆーがに乗りゃいいがや。 ひろこ:よー知っとるじー。このへんよー来るがけ? つよし:なーん。去年、百万石まつりで来てんて。 ひろこ:いいじー。私も見に行ってみたいわ。 つよし:ほんな一緒に行こーさ。今年の利家役は赤井英和さんやよ。 確かファンやったやろ? ひろこ:おいね、家族そろって大ファンやわ。ほんな妹とお母さん 誘ってもいいけ?たくさんおったほうがおもしーやろ? つよし:ほーやねー。あ、ほのバス乗らんなんよ。 【こ と ば】 ◆ 兼六園:金沢市にある池泉回遊式庭園。日本三名園の一つ。 ◆ 百万石まつり:金沢市で毎年6月上旬に行われる祭。 ◆ 利家役:祭のメインイベントの百万石行列は前田利家公の金沢入城を再現し た武者行列がラストを飾る。利家役には毎年芸能人が招かれる。 【共通語では】 ひろこ:どうしたら兼六園に行けるんだろう。 つよし:あそこのバス停から「兼六園下」というのに乗ればいいんだよ。 ひろこ:よく知っているねー。このあたりによく来るの? つよし:ううん。去年、百万石まつりで来たんだよ。 ひろこ:いいねえ。私も見に行ってみたいな。 つよし:それなら一緒に行こうよ。今年の利家役は赤井英和さんだよ。確かファンだっただろう? ひろこ:うん、家族そろって大ファンだよ。それなら妹とお母さんを誘ってもいい? たくさんいたほうが楽しいでしょ? つよし:そうだね。あ、そのバスに乗らなければいけないよ。 【表 現】 14.「ほーや」―肯定的応答詞―(42) A:寒いこっちゃねー。 B:ほーやね。(寒いことだねー。) (そうだね。) (43) A:今日、忙しかったけ? B:おいね、えろーなったわ。 (今日、忙しかった?) (そうなんだよ、つかれてだるくなったよ。) 相手の話に共感して相づちを打つとき、金沢では「ほーや」と言います。短く「ほや」と言ったり、くり返して「ほやほや」と言ったりもします。 また、「おいね」という表現もよく使います。男性は「おいや」をよく使います。 (44) A:昨日、あんたんとこ泥棒入ったがやて? B:おいね、ほやとこと。ベテランになると、このように組み合わせて使うこともできます。 15.「なーん」―否定的応答詞―(45) A:ほんな薄着で寒ないかいね? B:なーん、暑がりねんて。(そんなに薄着で寒くないの?) (うん平気、暑がりなんだよ。) (46) A:明日でテスト終わりけ? B:なーも、明後日までや。 (明日でテスト終わり?) (いいや、明後日までだよ。) 「ほーや」とは反対に相手の話に対して「いいえ」「違うよ」と言うとき、金沢では「なーん」を使います。他にも「なーも」と言ったり、短く「なも」と言ったりします。 16.「ほれ」―代名詞的指示詞―(47) ほの子、どこの子や?(その子、どこの子だ?)(48) あこのマンションに住んどるげんて。 (あそこのマンションに住んでいるんだって。) 金沢方言では人・もの・場所を指すとき、次のようなことばを使います。
金沢では「それ」や「その」の代わりに「ほれ」や「ほの」を使います。また、共通語の「あそこ」にあたる場所を指すとき、「あこ」を使います。 【練習問題】練習1 例のように金沢のことばに変えてみましょう。 例:そのバス →( ほの )バス (1) あそこの店 →( )の店 (2) そこの傘 →( )の傘 (3) その子 →( )子 (4) そうだそうだ →( ) 練習2 次の[ ]の中から選んで例文の[ ]をうめてみましょう。 [ おいね・なーん・ほや・なーも ] (1)りょうた:ほの荷物、おまえのけ? かいと:[ ]、おれのや。あこの本はおまえのけ? りょうた:[ ]、おれのでない。 (2)はるな:昨日の宿題やった? ほのか:[ ]、やらなんだわ。はるなは? はるな:[ ]、やっとらん。 (3)父親:今日の遠足、よー歩いたけ? かいと:[ ]、えろーなったわ。 | ||||||||||||||||||||
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