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金沢ことば豆知識7

じゃんけん

「グー」「チョキ」「パー」の組み合わせで勝ち負けを争う遊びを「じゃんけん」と言います。この遊びは「じゃんけんぽん」のかけ声とともにみんなが一斉に手を出しますが、このかけ声は地域によっていろいろな種類があるようです。

「いんじゃんほい」「ちっけった」「じっけった」「じゃいしんほい」「どっこいし」「いんちゃんし」「わんちいちい」「じゃらけつほい」「じゃんけんし」「あいけんじゃす」「けんのでもってほい」「あいけんぽい」

次のような長い、そして楽しいかけ声もあります。

「じゃんけんちかほかヨーロッパはさーむいよ」
「じゃんけんでほーいのさっぽろびーるのへのかっぱ、えびせん」
「じゃんけんじゃがいもさつまいも」
「最初はグー、またまたグー、いかりや長介、頭はパー、正義は勝つ、じゃ  んけんぽん」

また、ドッヂボールやサッカーなどで、グループを二つに分けるときにするじゃんけんのかけ声にもいくつかの種類があります。「グー」と「パー」を使うものに、「ぐっぱで組つーくろ」「ぐーぱーじゃんけん、じゃんけんほい」、「グー」と「チョキ」を使うものに「ぐーきーぐーきおともんやす」(「おともん」はもとは「ぐー」や「きー」で同じになった者、つまり「お合ーたもん者」から)などがあります。

さらにトランプの「ばばぬき」などで、ゲームを始める人を決めるときにするじゃんけんには「なんでもひとつは右まわり」というかけ声があります。

じゃんけんから発展した遊びとして次のようなものがあります。

(1) じゃんけんをする。
(2) 勝った者(A)が、かけ声と共に好きな手(グー、チョキ、パー)を出す。
(3) 負けたもの(B)は、Aのかけ声に合わせて手を出す。
・Aの手とBの手が同じ(あいこ)になった場合 ⇒【Aの勝ち】
・Aの手とBの手が違う場合 ⇒【(2)に戻って繰り返し】
・Aがかけ声を間違えた場合 ⇒【Bの勝ち】

この遊びでAは「グー」「チョキ」「パー」に合わせてそれぞれかけ声を使いますが、そのかけ声にも種類があります。1つ目は「ぐろ(グー)」「みっき(チョキ)」「べて(パー)」です。例えば、じゃんけんで「パー」を出して勝って、Aが「グー」「パー」「チョキ」という順で手を出した場合、「じゃんけんぽん、べってぐーろ、ぐろべって、べてみっき」というかけ声になります。2つ目は「ぐりん(グー)」「ちょりん(チョキ)」「ぱりん(パー)」です。これは「グリンピース」という名前の遊びでルールは同じです。さきほどと同じ条件の場合、「グリンピース(最初のじゃんけんのかけ声)、ぱりんぱりんぐりん、ぐりんぐりんぱりん、ぱりんぱりんちょりん」というかけ声になります。

このように同じ「グー」「チョキ」「パー」でもいろいろな呼び名があり、「じゃんけん」のかけ声もさまざまです。今回とりあげたのはそのごく一部です。皆さんの「じゃんけん」と同じものはありましたか?また、世界にはもっとさまざまな「じゃんけん」が存在します。インターネットなどを使って外国の「じゃんけん」も調べてみると面白いですね。


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