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金沢ことば豆知識3

苦しさを表す方言

共通語の「苦しい」「つらい」にあたるような、苦痛や疲労感を表すことばとして、金沢では次のようなものが使われています。

「なんやらものいさけ、先に休ましてもろーわ。」

風邪をひいて熱が出たときなど、病的な苦しさを金沢では「ものい」を用いて表現します。走って息が切れるときなどの疲労感ではなく、頭がぼーっとしたり、体がだるかったり、咳が出たりするときに使うのが「ものい」です。

「遅刻するかと思て4階まで駆け上がったらえろーなったわ。」

病気以外も含んで幅広い苦しみを表すものとしては、「えらい」「ひどい」「きつい」「しんどい」などの表現があります。これらは「えっれー」「ひっでー」「きっちぃー」「しんでー」のように促音化、長音化して使われると、より苦しそうに聞こえます。このほか、能登地方で使われる「たいそい」「ちきない(てきない)」や、富山県で広く使われている「だやい」を金沢で聞くこともあります。


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