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金沢ことば豆知識2

これって方言!?(2)

学校でよく使うことば、特に先生たちが普通に使っていることばだと、方言だと気づきにくいものがあります。そんな例を金沢ことばの中からいくつか見てみましょう。

・「〜だいめ」…歌の歌詞を数えるとき、「1だいめ、2だいめ」(1番、2番)のように使われます。全国でも石川・富山両県だけの言い方で、ほかの45都道府県では「1ばん、2ばん」と言います。

・「かたがる」…「傾く」の意味で、「メガネかたがっとるよ」「壁の絵がかたがっとる」のように使われます。

・「校下(こうか)」…共通語で言う「学区(小・中学校の通学区域)」のことです。北陸三県、中でも石川県でよく使われています。だだ、金沢では最近「校区(こうく)」に言い換える例も見られるようになりました。全国共通語の学区でなく、近畿地方を含む西日本共通語的な校区に言い換えているところが面白いですね。

・「めもらい」…「麦粒種(ものもらい)」のこと。

・「おいでる」…「いらっしゃる」の意味で、「先生がおいでる」のように使われます。金沢を中心に使われる、さらに丁寧な形の「おいでます」も方言だとあまり思われていないようです。

「おいでる」は共通語の「おいでになる」に形が似ているだけではなく、北陸地方で広く使われており、改まった場面でも使われるために方言だと気づきにくいようです。「めもらい」は共通語形「ものもらい」を普段聞く機会が少ないことと、福井県の嶺北地方から富山県までの広い範囲で使われる形であることで方言だと気づきにくいのでしょう。「かたがる」も北陸三県で使われます。また、「校下」「〜だいめ」などは、学校で先生も使っていることから、方言だと知る機会が少ないようです。こういうものを「学校方言」と言うことがあります。

ほかにはどんな「かくれた方言」があるでしょうか。みんなで探してみましょう。


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